4月10日。
ムスメの所属するミニバスチームの卒団式。
2年11カ月、語り尽くせない程のたくさんの想い出があります。
コーチのいないチーム…
ただ楽しくバスケをやりたかっただけ、足がもっと速くなりたかっただけ。
コーチが見つかるまでスタッフくんやスタッフくんの後輩に指導をお願いした時期もありました。
そこに現れた今のコーチ。
必死に断られてたのを必死にお願いし…
今のまんま楽しくバスケをしたいのか、目標を掲げて頑張ってそれに向かって進みたいのか、どちらかの選択を迫られた時、これからも続く厳しい練習に自信もなく、辞める方向でほぼ心は決まってました。
楽しくバスケをやるだけなら僕は辞めさせていただきます。それと同時に僕が来たからと一人でも欠けるようなコトになるならばコーチは退きます。と、親子で覚悟を決めてください、という意味でもありました。
このコーチを逃したらもうチームは最後だ…と、辞めようとするワタシや他の数人を、もう少し頑張ってみて無理だと思ったらその時にまたみんなで考えていこうや…と必死に引き留められたり。
何度泣いたコトか…
怒鳴られ、コートの外に出されただただ立たされ、やらせて下さいと泣きながら何度もお願いしても無視され、下級生が練習する中に行けと行かされたり、最終的には怒って帰ってしまうコーチを追いかけるコトも度々でした。
ムスメもキモチが強くないし、ワタシもそんな子供たちを見るのも辛く、精神的にも病んでる中…目標にしていた「中予ベスト8」、無謀な目標を掲げたもんだと誰もが思っていたこの目標を見事達成するコトができ。
苦しみを乗り越えた達成感からくる喜びを知り、更に厳しい練習になる覚悟を決め、目標をどんどん上げていきました。
アシスタントコーチを二人迎え、週5日の練習の日々の中で毎日毎日もがき苦しむ子供たち。
一歩踏み出せない子供たちに対するコーチたちのただならぬ言動に保護者も戸惑う日々。
コーチがこんなにしてくれてるのに何で変われないのか、とコーチ並みに怒号を浴びせる保護者もいました。
ワタシはその光景が嫌で嫌でたまらなくて…子供の逃げ場所を作ってあげるコトを優先に考えてました。
今になって思います。
凄まじい厳しさはコーチも悩んで考えた上での行動、保護者も子供に変わってほしい、一歩踏み出してほしかっただけ…
その成果が…
中予、県、四国、すべてにおいての優勝。
そして、全国大会出場を手に入れた奇跡…
立派に成長しました。
コーチにも保護者にも下級生のみんなにも家族にも、支えてくださった周りの方々にも、本当に感謝しています。
ムスメもよく頑張ったと思います。
いつか終わりが来ると思ったけど、ホントに終わっちゃったね〜と、卒団式はハンカチとタオル持参で泣きまくって目が重くなる母たちでした(*^^*)
コーチたちから、在団生の子供たちから、その保護者たちから、たくさんの愛で見送ってもらいました。
卒団生保護者も参加の無謀と思われたドリブルリレー等のゲーム、楽しかった〜(*≧∀≦*)
汗だくになり疲れたけど、ワタシ走れるやん♪しかも、ドリブルしながら意外に速いし〜♪
フリースローもスポッと決まり、ワタシ意外にできとるやん♪と自分に感動したりして(笑)
卒団証書、アルバム、DVD、写真、カップ、お花、景品の数々、全国大会記念のTシャツ、ダンス等のお楽しみプレゼント、等々…
準備も大変だったはず(T^T)
コーチ自作のこのパネルは最高でした♪
(写真はコーチに頼まれワタシが撮って提供しましたが(*´ω`*))
子供たちの笑顔が堪らなく愛おしくて、みんなで眺めてはジーン…としていました。
ステキな卒団式をありがとうございました☆
これからもチームが益々繁栄しますように…☆